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センターだより

楽しい技術と家庭科のコラボレーション研修

 「楽しい技術と家庭科のコラボレーション研修」を8月23日(木)と24日(金)の2日間、本センターで実施しました。
 参加者19名は、技術分野と家庭分野をコラボレーションした題材を通して、横断的な学習指導の事例として研修を行いました。
 1日目は、「藤糸を用いた布の製作」と「藤蔓を用いた籠の製作」をしました。研修では、藤糸や藤布の歴史についての講話と、藤布の製作や藤蔓を編んだ籠の製作実習を行いました。
 2日目は、前日に製作した籠を使い「浴衣バックの作成」をしました。その後の「和服の着付け」では、浴衣の着付けを学びました。
 参加者は、完成の喜びを味わい、そして互いに教え合いながら研修を行なうことができました。
    
 1日目の研修の様子
    
 2日目の研修の様子

特別支援学校初任者研修(校外研修第12回)

 8月8日(水)に特別支援学校初任者研修を行いました。
 午前は新学習指導要領(特別支援学校編)への改訂の基本的な考え方や子どもたちへの教育実践の根拠について学びました。午後は、明星大学中田客員教授より「これからの特別支援教育の在り方について」学びました。障害者権利条約に基づく特別支援教育は、障害のある子どもを「指導の対象という捉え方から主体性を持つ存在であるという捉え方へのパラダイム・シフトが必要である」という考え方を聞き、視野を広げました。

             
      (新学習指導要領について)    (これからの特別支援教育の在り方について)

特別支援学校初任者研修(校外研修第11回)

 8月6日(月)に千葉市と5教育事務所管内の県内6か所に分かれ、特別支援学校を会場として「地域の特別支援教育」について研修しました。各地区で優秀な教育実践をされている特別支援学級や通級指導教室担当者の方を講師に招聘し、指導上の工夫点等について学びました。研修生からは、障害のある子どもとない子どもの「架け橋」となれる教師を目指したいという意見が出されていました。


         
                    研修の様子

子どもの変容がわかる指導方法と評価方法の研修I

 8月10日(金)に「子どもの変容がわかる指導方法と評価方法の研修I」を行いました。この研修は本年度から新たに始まった研修です。
 教職経験1年を経過した小・中・義務教育学校及び高等学校の教員が対象です。
 午前中は、首都大学東京客員教授の鳩貝太郎氏から「これからの授業改善に必要な指導方法、評価方法」についての講義とグループ演習を行いました。
 午後からは、科学技術振興機構主任アナリストの高城英子氏から「自由記述型観察実験シートを用いた学習活動 ルーブリックによる意欲向上と評価の改善」を主題に講話がありました。その後「実践報告と演習」をテーマに指導助言の先生を交えて協議を行いました。
    
                       研修の様子

初任者研修異校種交流

 幼稚園等・公立学校及び県立学校等の初任教員514名を対象に、8月2日(木)と3日(金)の両日、本センターで合同研修を行いました。
 この研修は、研修者同士の連帯感や信頼感を深めた上で、各校種の指導の在り方を共有しながら、幼児・児童・生徒に対する実践的指導力の向上を高めることを目的としています。
 研修では、「教員の在り方 めざす教師像」を共通テーマに、20グループに分かれて討議を行い、KJ法等を活用し全員の考えを分類整理しました。その後、わかりやすい発表になるように、色画用紙や折り紙等を使用し、内容を充実させつつ、グループならではの個性的な制作物を作成しました。
 発表では、寸劇を取り入れながら「明日からの我々宣言」を合言葉に発表をしました。
 この研修を通して、異校種間の交流が益々進展し、先生方の絆が更に深められることを期待しています。
 
    
(8月2日) 討議の様子                   発表の様子
    
(8月3日) 討議の様子                  発表の様子

特別支援学校初任者研修(校外研修第9回)

 特別支援学校初任者研修において「手話等を学びたい」という意見が参加者から寄せられました。そこで7月31日(火)の研修から毎回研修前の時間を使って、千葉聾学校と筑波大附属聴覚特別支援学校の6人が中心となり、手話のできる初任者が手話を身に付けたい初任者にレクチャーする時間を設けました。
            
      手話等のレクチャー打ち合わせの様子     手話等の導入での演習の様子   
 「私の教育実践1 先輩教師に学ぶ」では、自身のレポートをもとに、発表をし協議を行い、その後先輩教師からアドバイスをいただきました。
 先輩教師からの適切なアドバイスは、今後の指導実践に役立つことと思います。

    
                      班別協議の様子

特別支援学校初任者研修(校外研修第8回)

 特別支援学校の初任者教員が7月10日(火)、27日(金)の両日、千葉障害者就業支援キャリアセンターと社会福祉法人あひるの会あかね園にて「障害者の就労と生活を支える 学校教育に求めるもの」をテーマに見学研修を行いました。
 参加者は、障害のある方が就労するために必要な力や、自立した生活を送るためのグループホームの取組などについて、参観も含めて多くのことを学びました。
        
  千葉障害者就業支援キャリアセンターでの講話        あかね園での業務参観

特別支援学校フォローアップ研修

 7月25日(水)にt特別支援学校の2年目の教員が「ともに学ぶ研修」として、研修を行いました。昨年度の初任者研修閉講式から約半年ぶりの「同期」との再会で「同窓会」のような雰囲気で研修が始まりました。
 「グッドプラクティス 風通しの良い職場」では、教職員課 山崎管理主事より不祥事根絶と職場環境との関係性等を学びました。
 「一人一人が生きる通常学級の中での特別支援教育」では、山武市立睦岡小学校 畔蒜校長先生から講話があり、通常学級で行われている特別支援教育・ユニバーサルデザインの視点を取り入れた教室環境や指導方法について学びました。
 本研修生は「特別支援教育枠」で採用された最初の教員です。今日の学びを自身の教育実践に役立て、地域の特別支援教育を更に発展させていく人材に育ってほしいと思います。
         

          教職員課からの講話        畔蒜校長先生からの講話

特別支援学校初任者研修(校外研修第6回)

 特別支援学校の初任者179名が、OKIワークウェル取締役社長 津田様より「在宅ワーキング ー重度障害者が働くうえで必要なことー」について学びました。北海道から鹿児島まで20都道府県に在住する通勤の困難な重度障害者50名が、自宅でネットワークを活用して業務を行なっています。研修の中では、バーチャルオフィスシステムを使い、勤務している全国の社員と繋がり、勤務の様子のデモンストレーションを見ることができ、実感を伴った研修になりました。
 「OKIワークウェルと特別支援学校との連携」では、キャリア教育の出前授業、遠隔職場実習、遠隔授業、遠隔社会見学の実際について映像を通して学びました。
 最後には「先生方にお願いしたいこと」として、
・重度障害のため移動が困難でも、社会性やパソコン技術があれば在宅就労という道があること
・子どもたちが皆、就労を希望するわけではないが、児童生徒の可能性を広げてあげてほしいこと等の
 メッセージをいただきました。

     

養護教諭5年経験者研修

 小・中・義務教育学校及び県立学校養護教諭5年経験者研修を実施しました。
 学校保健に関する専門的な見識を深め、教育現場で生かせる研修でした。
 はじめに、女子栄養大学名誉教授 三木とみ子先生から「現代的健康課題を抱える子供たちへの支援 ー養護教諭はどう係わるかー」についての講話を聞いた後、三木とみ子先生の下で研修を受けている他県の長期研修生3名を交えながらグループで協議を行いました。