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センターだより

特別支援学校初任者研修

 6月12日(火)に特別支援学校初任教諭、実習助手及び寄宿舎指導員を対象とした特別支援学校初任者研修を本センターで行いました。
 研修では「卒業生の思いに学ぶ」を主題に飲食店で勤務をしながら、余暇ではバスケット、サッカーを楽しんでいる23歳の特別支援学校の卒業生を講師に招聘しました。自身の生い立ちを母親から聞いた障害のこと、小学校時代の苦しかった思い出や、先生の意見が異なることに戸惑い、「すぐに怒るのではなく、冷静に指示をしてほしい」との願い、その1つ1つが研修生の心に響きました。
 研修生の「働くために最も必要なことは?」との質問には「自分のことは自分でやること」と講師が答え、初任者にとって学校で実践していくうえで、とても大切な“宝物”をいただきました。
 研修を受けた初任者は、真剣なまなざしで、必要なことをメモし、積極的に参加していました。
             

特別支援学級・通級担当新任教員研修

 特別支援学級・通級担当新任教員研修を6月8日(金)に実施しました。
 はじめに、千葉県発達障害者支援センター副センター長の田熊立氏から「発達障害のある子どもの行動上の問題とその対応」について講話をいただきました。
 その後の研修では、7グループに分かれ各教育事務所指導主事及び本センター特別支援教育部研究指導主事から「個別の指導計画の作成と活用」について、講師自作の資料を基に、具体的で実際的な指導・助言をいただきました。
    
           講話の様子                 グループ研修の様子

小学校初任者研修

 6月6日(水)に、小学校初任者研修が本センターで行われました。 
 はじめに、本センター幼児教育アドバイザーから「保幼小の接続について」をテーマに、接続期のカリキュラム作成について学び、円滑な接続を目指した連携を確認しました。午後からの研修では、「情報教育の推進」というテーマで、教育の情報化の現状・ICT機器の活用・情報モラルの指導について実習や体験活動を行い、各グループに分かれて協議をしたり、実習を行ったりするなど、協力しながら研修を行いました。初任者同士が互いにコミュニケーションを取り合い、教育の情報化の推進について理解を深め、その具体的な手法について学びました。

     
           ICT機器を活用した体験活動の様子           情報モラルについての協議の様子       

高等学校5年経験者研修

 5月30日(水)に教職経験5年を経験した高等学校の教諭等に対し学級経営や学習指導及び生徒指導についての研修が本センターで実施されました。
 教育振興部教職員課から「教職員の服務と倫理観の高揚」、教育政策課 高校改革推進室から「千葉県高等学校教育の現状と課題」、県立成田北高等学校教頭から「若手教員研修チームの実践」について講話がありました。

    
                      研 修 の 様 子

中学校5年経験者研修

 5月30日(水)に中学校5年経験者研修が本センターで行われました。
 午前中は、教育振興部教職員課から「教員としての倫理観の高揚ー若手教員のリーダーとしてー」をテーマに講話がありました。
 午後からは、八千代市立村上東小学校の土井真智子教諭が「グローバル人材の育成」を主題に、変化と多様性に富む社会を生き抜く生徒の育成について講話を行い、その後学習指導課から「主体的・対話的で深い学び」を通した児童生徒の育成についての講話がありました。
    
                     研 修 の 様 子

特別支援学校初任者研修(第3回)

 5月29日(火)に本年度初めて設定した研修「保護者の思いに学ぶ」を本センターで行いました。
 特別支援学校卒業生の保護者で、浦安市で社会福祉法人「なゆた」を設立し、地域貢献をされている井手上(いでうえ)用子(ちかこ)氏を講師として招聘しました。井手上氏の御子息は通常学級、特別支援学級、特別支援学校と、その時々の御子息にとって最適な教育環境を柔軟に選ばれてきました。インクルーシブ教育システムで重要とされている「連続性のある柔軟で多様な学びの場」を体現し、その時々の保護者としての気持ちの揺らぎや苦しかった心境、そして研修の最後に参加者へ、以下のようなメッセージを託していただきました。本当の意味で、特別支援教育は「本人・保護者の思い」を抜きにして実践することはできません。
 研修に参加した初任者は、真剣な眼差しで、一言一言を胸に刻んでいました。
              

心に響く道徳教育実践研修

 5月23日(水)に小・中・義務教育学校及び県立学校等の教員を対象に「心に響く道徳教育」の実践研修を行いました。
 午前中は、教育振興部学習指導課から「千葉県における道徳教育の推進」をテーマに講話がありました。
 午後からは、鴨川市立鴨川小学校の伊藤孝教諭から「道徳教育映像・読み物教材の活用」について講話があり、その後、浦安市立日の出小学校の丸山恵美子校長から「道徳教育推進に向けた校内体制と授業づくり」についての講話がありました。
    
                      研 修 風 景

新任主幹教諭研修

 5月18日(金)に新任主幹教諭を対象にした開講式・研修会が当センターで行われました。
 対象教諭は、小・中学校37名、高等学校10名、特別支援学校9名の56名です。
 ひきつづき、主幹教諭としての学校運営と職務についての研修が行なわれ、午後からは、県立学校等企画・運営リーダー育成研修者との合同で、講話がありました。
 本日は、主幹教諭に必要な企画力や指導力の育成に関する実践的な研修に取り組み、その役割を理解し、中核的教員としての資質能力の向上に努めました。
   
                     研 修 風 景

県立学校等企画・運営リーダー育成研修

 5月18(金)に県立学校等企画・運営リーダー育成研修を行いました。
 午前中は、県立千葉高等学校の佐藤宰校長と県立松戸特別支援学校の伊藤俊和校長から「 スクールリーダーの役割と期待」の内容で、講話があり、その後、教育振興部特別支援教育課から「合理的配慮の提供」をテーマに講話がありました。
 午後からは、「千葉県の教育施策の具現化」「カリキュラム・マネジメントの考え方・進め方」という題目で、新任主幹教諭研修との合同講話を行いました。
    
  佐藤宰校長の講話     伊藤俊和校長の講話           研修風景

幼稚園教諭等 中堅教諭等資質向上研修

 5月18(金)に県内の公立・私立幼稚園等の教諭及び幼保連携型認定こども園の保育教諭で、経験が10年に達した40名の教諭を対象に開講式と研修が本センターで実施されました。
 開講式では、2017年3月に改定された「幼稚園教育要領、幼保連携型認定こども園教育・保育要領」に関する趣旨の話が、学事課長からあり、その後の研修では「中堅教員への期待とその使命について」「教職員のメンタルヘルス」などの講話がありました。
 この研修は年間10回の研修があり、教員としての資質能力の向上等の育成を図ります。  
     
  開講式学事課長挨拶                   研修の様子