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特別支援学校初任者研修

 6月12日(火)に特別支援学校初任教諭、実習助手及び寄宿舎指導員を対象とした特別支援学校初任者研修を本センターで行いました。
 研修では「卒業生の思いに学ぶ」を主題に飲食店で勤務をしながら、余暇ではバスケット、サッカーを楽しんでいる23歳の特別支援学校の卒業生を講師に招聘しました。自身の生い立ちを母親から聞いた障害のこと、小学校時代の苦しかった思い出や、先生の意見が異なることに戸惑い、「すぐに怒るのではなく、冷静に指示をしてほしい」との願い、その1つ1つが研修生の心に響きました。
 研修生の「働くために最も必要なことは?」との質問には「自分のことは自分でやること」と講師が答え、初任者にとって学校で実践していくうえで、とても大切な“宝物”をいただきました。
 研修を受けた初任者は、真剣なまなざしで、必要なことをメモし、積極的に参加していました。