2018年6月の記事一覧
総合的な学習の時間「思考ツールによるしかけ方」研修
教職経験1年を経過した、小・中・義務教育学校及び県立学校の教員が対象です。
午前中は、総合的な学習の時間「思考ツールによるしかけ方」で、総合的な学習の時間の現状と課題について演習と講義を行いました。
午後からは、思考ツール実践校の発表を行いました。その後「先進的に取り組んでいる学校の実践に学ぶ」を主題に指導助言の先生を交えて協議を行いました。
講義の様子 指導助言の先生を交えての協議の様子
特別支援学校訪問教育担当教員研修
午前中は、訪問教育担当経験2年目の特別支援学校教諭から「先輩の実践に学ぶ」をテーマに講話がありました。
午後からは、「仲間とともに話し合いたいこと」を協議の議題とし、「訪問教育の担当者として3か月の実践」「担当者として、知りたいこと・学びたいこと・話し合いたいこと」について各グループに分かれて協議を行いました。
講話の様子 協議の様子
第1回千葉県総合教育センター懇談会
平成30年度第1回千葉県総合教育センター懇談会を6月18日(月)に開催しました。
この懇談会は、本センターの事業内容を公表し説明するとともに、外部からの視点による助言を得ることで、適切な事業の運営を図るために実施しています。
本センターの4つの主要事業である「調査研究」「研修・能力開発」「学校支援」「教育相談」について、委員の皆様から貴重なご意見を頂きました。これらのご意見を参考にしながら本年度の事業を進めてまいります。
なお、第2回懇談会は平成31年2月8日(金)に予定しております。
平成30年度 「教科書展示会」の御案内
小・中学校で使用される教科書や、特別支援教育で使用される教科書を展示しています。
また、展示室中央には、高等学校用教科書も展示しています。
各学校で使用される教科書を、ぜひお手に取って御覧下さい。
展示期間 6月15日(金)から7月3日(火)【土・日曜日休館】
ただし、6月23日(土)は閲覧可能です。
展示時間 午前9時から午後4時45分まで
展示会場 県総合教育センター本館1F カリキュラムサポート室
*詳しくは,H30インフォメーション(教科書展示会)をご覧ください。
平成31年度使用予定 平成31年度使用予定 平成31年度使用予定
中学校道徳教科書 高等学校用教科書 小学校用教科書
特別支援学校初任者研修
研修では「卒業生の思いに学ぶ」を主題に飲食店で勤務をしながら、余暇ではバスケット、サッカーを楽しんでいる23歳の特別支援学校の卒業生を講師に招聘しました。自身の生い立ちを母親から聞いた障害のこと、小学校時代の苦しかった思い出や、先生の意見が異なることに戸惑い、「すぐに怒るのではなく、冷静に指示をしてほしい」との願い、その1つ1つが研修生の心に響きました。
研修生の「働くために最も必要なことは?」との質問には「自分のことは自分でやること」と講師が答え、初任者にとって学校で実践していくうえで、とても大切な“宝物”をいただきました。
研修を受けた初任者は、真剣なまなざしで、必要なことをメモし、積極的に参加していました。
特別支援学級・通級担当新任教員研修
はじめに、千葉県発達障害者支援センター副センター長の田熊立氏から「発達障害のある子どもの行動上の問題とその対応」について講話をいただきました。
その後の研修では、7グループに分かれ各教育事務所指導主事及び本センター特別支援教育部研究指導主事から「個別の指導計画の作成と活用」について、講師自作の資料を基に、具体的で実際的な指導・助言をいただきました。
講話の様子 グループ研修の様子
小学校初任者研修
6月6日(水)に、小学校初任者研修が本センターで行われました。
はじめに、本センター幼児教育アドバイザーから「保幼小の接続について」をテーマに、接続期のカリキュラム作成について学び、円滑な接続を目指した連携を確認しました。午後からの研修では、「情報教育の推進」というテーマで、教育の情報化の現状・ICT機器の活用・情報モラルの指導について実習や体験活動を行い、各グループに分かれて協議をしたり、実習を行ったりするなど、協力しながら研修を行いました。初任者同士が互いにコミュニケーションを取り合い、教育の情報化の推進について理解を深め、その具体的な手法について学びました。
ICT機器を活用した体験活動の様子 情報モラルについての協議の様子
高等学校5年経験者研修
5月30日(水)に教職経験5年を経験した高等学校の教諭等に対し学級経営や学習指導及び生徒指導についての研修が本センターで実施されました。
教育振興部教職員課から「教職員の服務と倫理観の高揚」、教育政策課 高校改革推進室から「千葉県高等学校教育の現状と課題」、県立成田北高等学校教頭から「若手教員研修チームの実践」について講話がありました。
研 修 の 様 子
中学校5年経験者研修
午前中は、教育振興部教職員課から「教員としての倫理観の高揚ー若手教員のリーダーとしてー」をテーマに講話がありました。
午後からは、八千代市立村上東小学校の土井真智子教諭が「グローバル人材の育成」を主題に、変化と多様性に富む社会を生き抜く生徒の育成について講話を行い、その後学習指導課から「主体的・対話的で深い学び」を通した児童生徒の育成についての講話がありました。
研 修 の 様 子
特別支援学校初任者研修(第3回)
特別支援学校卒業生の保護者で、浦安市で社会福祉法人「なゆた」を設立し、地域貢献をされている井手上(いでうえ)用子(ちかこ)氏を講師として招聘しました。井手上氏の御子息は通常学級、特別支援学級、特別支援学校と、その時々の御子息にとって最適な教育環境を柔軟に選ばれてきました。インクルーシブ教育システムで重要とされている「連続性のある柔軟で多様な学びの場」を体現し、その時々の保護者としての気持ちの揺らぎや苦しかった心境、そして研修の最後に参加者へ、以下のようなメッセージを託していただきました。本当の意味で、特別支援教育は「本人・保護者の思い」を抜きにして実践することはできません。
研修に参加した初任者は、真剣な眼差しで、一言一言を胸に刻んでいました。