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肢体不自由教育の理解と指導研修

 8月7日(水)に、肢体不自由教育の理解と指導研修が行われました。講話等の内容は、以下のとおりです。

・講話「肢体不自由のある子の理解と指導について」         

                                 講師:県立特別支援学校教諭
・講話・演習「肢体不自由のある子の身体の指導と姿勢保持について」   

                                 講師:千葉県千葉リハビリテーションセンター 
                                    理学療法士 菊池 佑維 氏 伊藤 薫 氏

 

 

 

 

 

 

                    研修の様子

〈アンケート自由記述より〉(原文ママ)
・「肢体不自由の中でも、疾患それぞれの緊張の入り方やその緊張へのアプローチのやり方などがよく分かりました。筋ジストロフィーの児童生徒の実際の話の中で「教育は、将来のために行うところもあるが、筋ジスの子供たちとかかわるときは『今』をどう生きるか、ということを考えることも重要になる」と先生がおっしゃられていたことがとても心に響き、今後の指導や接し方などを見直していきたい。」
・「肢体不自由の定義から細かく教えていただき、身体の仕組みや実例をわかりやすく画像や動画で説明していただくことで、とてもわかりやすく理解できました。体育館でのストレッチや補助の仕方の実践もわかりやすく、すぐにやりたくなりました。ありがとうございました。」
・「実技演習の時間では、他校の先生と話すことができ勉強なりました。自分の学校だけでなく、異校種の先生方と話市、情報共有することで、今後の生徒の支援の仕方について参考になると感じました。」
・「普通高校で肢体不自由の生徒の担任を初めて持ち、障害についてはよくわかっていなかったのですが、これまで断片的に聞いていた知識が整理されました。特に医療的な話は聞く機会がなかったので、とても良かったです。」

 

 午前は動画やアプリケーションを見たり演習を交えたりしながら肢体不自由の定義や障害特性等を学び、午後は2人組で安全な身体介助の演習を行いました。先生の身体介助の実演には感嘆の声が上がっていました。