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2026年8月の記事一覧

自立活動研修③-肢体不自由のある子が外界に働き掛ける力を高めることができるAACの活用法-

 7月24日(金)、自立活動研修③-肢体不自由のある子が外界に働き掛ける力を高めることができるAACの活用法-が行われました。講話・演習内容は以下のとおりです。

・講話「肢体不自由のある子が外界へ働き掛ける力を高める指導の実際」

                  講師:NPO法人訪問大学おおきなき 講師 熊谷 修 氏

・講話「様々なAACの制作の動機と子供の実態に合わせた実践例の紹介」

                  講師:県立特別支援学校教諭

・講話・演習「様々なAAC教材(スイッチ教材)の紹介」

・演習「肢体不自由のある子が使える簡単なAAC(スイッチ)制作の実際」

                  講師:NPO法人訪問大学おおきなき 講師 熊谷 修 氏

                  講師:県立特別支援学校教諭 2名

〇講座の様子

 

 

〇受講後の受講生の声です

・「AACについて基礎から実践まで理解を深めることができました。実際にはんだを使っての教具作りなど、とても勉強になりました。」

・「午後の実技では、講師のおもちゃを自作のスイッチで動かすことができた際、講師の方が「成功ですね!頑張りましたね!」と笑顔で拍手してくださり、大変嬉しかったです。大人になっても褒めていただけると嬉しくなると改めて感じ、現場でも今まで以上に子ども達を褒めていこうと思いました。」

・「視線や少しの動きがあれば、さまざまな手立てを講じることができると勉強になりました。また、はんだづけなど初めての体験でしたが、今後も補助具作り等で取り組みたいと思いました。」

 

午前中は、AAC(拡大・代替コミュニケーション)の概念や、AACアプローチに使う支援機器と実践について、多くの事例を交えながら学びました。午後は、はんだごてやペンチなどの工具を使って、様々なAAC教材を実際に制作しました。肢体不自由のある子どもたちのコミュニケ―ション指導に活かしていただけると幸いです。

知的障害教育における教科書を活用した算数・数学科の授業づくり研修

 7月31日(金)、Zoomを使用した「知的障害教育における教科書を活用した算数・数学科の授業づくり研修」が行われました。場所を問わず参加できる利点を生かし、多くの受講者が研修に参加しました。講義・講話の内容は以下のとおりです。

・講義「知的障害教育における教科指導の実際~学習指導要領と授業づくりの視点~」

                      講師:帝京大学教育学部  准教授 中村 晋 氏

・講話「知的障害のある子が主体的に取り組む算数・数学指導の実際」

                      講師:県立特別支援学校教諭

                         公立小学校教諭

〇講座の様子

               

〇受講後の受講生の声です。

・「授業内だけの断片的な知識ではなく、普段の生活に生かせる知識をつけられるよう、児童の生活に即した授業をつくることが大切であると学び、今後の授業づくりで意識していきたいと思いました。また、児童が主体的に参加できる授業について、実践を交えて分かりやすく講義していただき、とても勉強になりました。」

・「オンラインでの講義による研修は、良かったです。手元にレジメ以外の資料(特別支援学校学習指導要領解説)を用意することができたり、iPadを隣に置いて資料を拡大できたりと、講義内容をその場で深めることができました。」

・「午後の研修で、グループごとに意見交流ができたのは良かった。対面研修でなくても、Zoomで意見交流ができ、しかも所属校や名前も確認しながら「〇〇先生のお話で…」とディスカッションできたのは良かった。総合教育センターに行かなくても、Zoomでできるこのような研修を増やしていただきたいです。」

・「中村先生による、授業づくりの視点にはっとさせられることがあり、後期の授業づくりの見通しがもてた。午後の講話についても、実践を紹介していただき、9月からの授業づくりにいかしたいと思った。」

 

 午前中は、知的障害のある児童生徒の学びの特性を踏まえながら、「教える」から「学びを支える」への発想の転換について学び、教科書、特に星本(文部科学省著作教科書(知的障害者用))を中心に取り上げ、学習活動の充実や、個別最適な学びと協働的な学びを往還させる授業づくり、自己調整学習を促す教師の働きかけなど、明日からの実践に生かせる多くの示唆をいただきました。

 また、午後には現職の先生方による講話が行われ、それぞれのお立場から日頃の取組や具体的な実践事例をご紹介いただきました。少人数での話し合いでは、受講した先生方にとっても、自らの支援や授業づくりを振り返り、児童生徒一人一人の主体的な学びを支える実践へとつなげていく、大変有意義な学びの機会となりました。

ようこそ総セへ!教育長及び委員のみなさま ~研修の視察を実施~

7月29日(水)、杉野教育長をはじめ、4名の委員のみなさまに千葉県総合教育センターをご訪問をいただきました。

当日は夏休み期間中で、センターではさまざまな研修を実施していました。教育長及び委員のみなさまには、初任者研修(異校種交流)や地学観察実験研修の様子をご視察いただきました。

初任研 オリエンテーションの様子(大ホール) 

 

初任者研修(異校種交流)では、総合教育センターが目指す「共創・探究型」の研修として、「対話」と「リフレクション」を重視した学びを展開しました。受講した先生方は、普段なかなか接する機会のない異なる校種の先生方との対話を通して、新たな視点や気付きを得ることができたことと思います。委員のみなさまも、熱心に耳を傾けておられました。     

 地学観察実験研修では、天体望遠鏡の組み立てから太陽の黒点観察まで、委員のみなさまにも実際に体験していただきました。参加者とともに観察活動に取り組まれる姿が見られ、研修内容への理解を深めていただく機会となりました。

 このほか、センター内に設置されている中央教科書センターや、メディア教育棟のスタジオもご覧いただきました。

本館1階 教科書センター メディア教育棟3階 スタジオ  

 今回の視察を通じて、総合教育センターが推進する新たな教職員研修の取組について理解を深めていただく貴重な機会となりました。

 千葉県総合教育センターでは、「子どもたちと先生の笑顔のために」を合言葉に、今後も研修事業をはじめ、学校等支援、調査研究、相談事業の充実に努めてまいります。