知的障害教育における教科書を活用した算数・数学科の授業づくり研修
7月31日(金)、Zoomを使用した「知的障害教育における教科書を活用した算数・数学科の授業づくり研修」が行われました。場所を問わず参加できる利点を生かし、多くの受講者が研修に参加しました。講義・講話の内容は以下のとおりです。
・講義「知的障害教育における教科指導の実際~学習指導要領と授業づくりの視点~」
講師:帝京大学教育学部 准教授 中村 晋 氏
・講話「知的障害のある子が主体的に取り組む算数・数学指導の実際」
講師:県立特別支援学校教諭
公立小学校教諭
〇講座の様子
〇受講後の受講生の声です。
・「授業内だけの断片的な知識ではなく、普段の生活に生かせる知識をつけられるよう、児童の生活に即した授業をつくることが大切であると学び、今後の授業づくりで意識していきたいと思いました。また、児童が主体的に参加できる授業について、実践を交えて分かりやすく講義していただき、とても勉強になりました。」
・「オンラインでの講義による研修は、良かったです。手元にレジメ以外の資料(特別支援学校学習指導要領解説)を用意することができたり、iPadを隣に置いて資料を拡大できたりと、講義内容をその場で深めることができました。」
・「午後の研修で、グループごとに意見交流ができたのは良かった。対面研修でなくても、Zoomで意見交流ができ、しかも所属校や名前も確認しながら「〇〇先生のお話で…」とディスカッションできたのは良かった。総合教育センターに行かなくても、Zoomでできるこのような研修を増やしていただきたいです。」
・「中村先生による、授業づくりの視点にはっとさせられることがあり、後期の授業づくりの見通しがもてた。午後の講話についても、実践を紹介していただき、9月からの授業づくりにいかしたいと思った。」
午前中は、知的障害のある児童生徒の学びの特性を踏まえながら、「教える」から「学びを支える」への発想の転換について学び、教科書、特に星本(文部科学省著作教科書(知的障害者用))を中心に取り上げ、学習活動の充実や、個別最適な学びと協働的な学びを往還させる授業づくり、自己調整学習を促す教師の働きかけなど、明日からの実践に生かせる多くの示唆をいただきました。
また、午後には現職の先生方による講話が行われ、それぞれのお立場から日頃の取組や具体的な実践事例をご紹介いただきました。少人数での話し合いでは、受講した先生方にとっても、自らの支援や授業づくりを振り返り、児童生徒一人一人の主体的な学びを支える実践へとつなげていく、大変有意義な学びの機会となりました。